薪ストーブ煙突掃除
退職をして家に居ることが多くなり、薪ストーブを炊く時間が大幅に増えた。
燃え方が悪く煙が吸い込まれずに逆流して部屋に煙がこもった。怒った家の奥さんに早く煙突の掃除をしてくれとお尻をたたかれ、掃除をすることにしたが、設置をしてから今まで掃除をしたことがなったのでまったく要領がわからない。
言われてから実施するまで2週間ぐらいネットで調べて廻った。(その間ストーブは煙が部屋にもれないように煙の少ない紙やダンボールで先に加熱して吸い込みに勢いがついてから薪を入れるようにしていた。)
掃除道具はAMAZONで購入、家の煙突は短いので掃除ブラシの接ぎ棒は3本組みにした。
真鍮ワイヤブラシは近場のホームセンターで一番安いものを購入。
まずは室内の準備、煤が飛んで家具に着かないように避難、床と壁に新聞紙を敷いた。
室内のシングル煙突を抜く、なかなか抜けないのでつなぎ目付近をプラスチックハンマーで軽くたたいてまわると、なかでパラパラと煤が落ちる音がしていた。
煙突をはずしてストーブとの接続をみるともっこりと煤が盛り上がっていた。
室外への二重管との接続部分を覗くとびっしりと煤がついていた。これでは煙の通りが悪くなるはずだ。
レジ袋にブラシの接ぎ棒が通るだけの小さな穴を開けてブラシをセットして煙突に入れる。
煤が飛ばないように煙突にテープでしっかりととめる。この方法ををネットで見つけたときになるほどと感心する事しきりであった。実際やってみるとブラシを動かすたびに煤が噴き出てくる、袋なしでは大変な事になっていたと想像できる。
室外煙突には点検口があるのでそこにレジ袋をセットする。点検口の蓋をはずすにもプラスチックハンマーでたたかなくてははずれない。
室内と同じように煤が落ちて今度は蓋にたまった。
点検口から覗くとここもかなり煤がついている。
袋をつけ終わると次は煙突の傘をはずす。
傘にも煤がいっぱいついていたのだけれどはずす時にたたいたら、落ちた。周りに飛び散って少し吸い込んでしまったようだ。一軒家でよかった、街中だとお隣さんからクレームがつくところだ。
傘はやわらかい真鍮のワイヤブラシで煤を落とし、煙突は煙突専用ブラシを手で回転させながらごしごし、二時間ぐらいかけて掃除して、残りはストーブ本体である。
煙突のつなぎ口と点検口に手を入れて真鍮ブラシでごしごし、ストーブ本体は鋳物だけれど燃焼室と煙道の隔壁はセメントのような断熱プレートなのでやり過ぎないように気をつけた。
ストーブの掃除が終わると分解した時の逆順に煙突をはめ込んで固定していく、だんだん慣れてきて要領がわかってきた。今度、春ごろに掃除をする時はもっとうまくなっているような気がする。
by shyuheissk
| 2012-12-25 21:22